どんな仕組み?卵子提供プログラムとは

卵子提供プログラムとは何か

卵子提供プログラムは高齢や病気など何らかの原因があり、卵子が使用できない場合に行う不妊治療の方法の一つです。若い卵子の提供を受けることで、今まで妊娠することが難しかったケースでの妊娠成功率が上がります。卵子提供プログラムでは卵子提供を行うドナーから卵子の提供を受け、夫の精子とドナーの卵子を体外受精させます。その受精卵を妻の子宮に移植することで妊娠が成立し、出産します。受精卵をご自身のお腹の中に戻して、子宮の中で成長していきます。一般的に女性の妊孕力は、34歳頃から下降しはじめ、四十歳頃には急激に低下する傾向があります。不妊検査や不妊治療を経験したご夫婦は多く、日本国内でも数十万人が悩んでいるといわれています。

どんな人に最適なプログラムか

卵子の老化についての知識が広まったのはつい最近で、現在妊娠を望む女性の多くは卵子の老化について詳しく知る機会が無く、四十歳を過ぎても自然妊娠は可能であると楽観的な見解が広まっています。アメリカなどの諸外国では卵子提供が認められています。しかし、日本では事実上不可能で自分の卵子での治療を余儀なくされているのが現状です。体外受精の成功率が低いことを認識しながらも不妊治療を継続していくことは、経済面でも肉体的、精神的な面でも非常に大きな負担になるでしょう。腫瘍や癌などで卵巣を摘出された人や、自然閉経している人、精子側には問題が無く受精しない人、過去の不妊治療で妊娠せず年齢的に受精と着床が困難な人などは、卵子提供プログラムが有効な選択肢となります。